鵠沼高校ダンス部が8月11日から兵庫県神戸市で行われる「全日本高校・大学ダンスフェスティバル」に出場する。2018年以来3年ぶりの出場に部員たちは「予選を突破して決選出場を」と意気込み、練習に励んでいる。
同フェスティバルは「ダンス甲子園」とも呼ばれ、全国の高校・大学の中から創作ダンス日本一を競う。同部が出場する高校・創作コンクール部門には全国から計80校がエントリー。予選を突破した40校が決選に出場できる。
同部は、1月に行われた県高等学校ダンス新人大会フリー部門で「鳳凰」をテーマにした力強いダンスで優勝し、全国への切符を手に入れた。
大舞台には「ウォーターダンス」と題した創作ダンスで挑戦。始まりは水の波紋が広がる様子、中盤で川を流れるなめらかさ、フィナーレでは水が湧き上がるパワーを表現するなど、出場メンバー30人が全身を使って、緩急をつけた演技を披露する。部長の藤井わかなさん(3年)は「大人っぽくて女性らしいダンスの中に、力強いエネルギッシュさも入っている。みんなで呼吸を合わせて満足いくよう踊りたい」と話した。
悔しさ胸に挑む
「とにかく悔しかった」。6月に行われた県高校総体ダンスコンクールにウォーターダンスで挑んだ同部。7位入賞の結果にくちびるを噛んだ。副部長の関根榛花さん(同)は「残り1カ月ほどの練習はスキルアップを意識して取り組む。感情を込めてしっかりと踊って予選を突破したい」と力を込め、同じく副部長の篠田なつみさん(同)は「気持ちを切り替えて、みんなで楽しく気持ちよく踊れるようがんばる」と意気込んだ。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
1周年記念しマルシェ開催3月29日 |
|
|
<PR>