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藤沢 社会

公開日:2021.08.20

加藤 一さん
イノベーションゲートウェイ湘南ロータリークラブ

 昨年末、市内10番目のクラブとして新たに発足した。活動の柱は、新駅構想が進む村岡・深沢地区のまちづくりに、若者視点を取り入れること。先頃は小学生から大学生までが参加するフィールドワークも始まった。

 新駅設置は県や藤沢鎌倉の両市、JRなどが中心になり、事業実施の方向で調整が進む。一方、周辺のまちづくりについては健康・医療などのヘルスケア産業が集積する将来像が掲げられている。

 新たなまちが誕生するのは10年以上先だが、その時、暮らす中心世代が今の子どもたちだ。その当事者とまちを繋ぐ架け橋としての役割がクラブの意義。12〜18歳が活動の「インターアクト」、18歳以上の「ローターアクト」創設も視野に入れる。

 初代会長の自身は市議を4期、議長も務めた。行政や地域とのパイプ役としての役目を心得る。「今後活動していくための組織固め。まずはそこから」

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