藤沢 トップニュース政治
公開日:2021.10.08
衆院選神奈川12区
現元の三つどもえか
日程前倒しで臨戦態勢へ
岸田文雄首相が4日、次期衆院選について19日公示、31日投開票の日程を表明したことを受け、神奈川12区(藤沢市・寒川町)でも出馬に向けた動きが一気に加速してきた。現在までに現職2氏、元職1氏が立候補を表明しており、三つどもえとなる公算が大きい。想定よりも前倒しの日程に各陣営が準備を急いでいる。
立憲民主党現職の阿部知子氏(73)は現在7期目。前回2017年衆院選では初めて小選挙区を制した。
党県連代表、小児科医でもあり、訴えたい政策については「感染症災害が多くの命を奪い、医療の崩壊が騒がれる中、検査、隔離、診断、治療の4原則を確立し、コロナ禍を乗り越える政治を実現したい」とコメント。環境、卒原発、子ども政策なども重要とした。
自民党現職の星野剛士氏(58)は3期目。これまで経済産業大臣政務官などを歴任している。
政策では、こども庁やデジタル庁の創設により「分かりやすい政治」を実現するとし、「経済対策や医療体制の充実を含めた新型コロナ対策を推進する」と表明。「誰ひとり取り残さない政策実現により、国民の生活と子どもたちの未来を守り抜く」と述べた。
日本維新の会で元職の水戸将史氏(59)は参議院議員、衆議院議員をそれぞれ1期務め、昨年は藤沢市長選にも出馬。
政策では「人づくりは国創り」を掲げ、「誰もが学べる機会と環境を持てるよう、教育の無償化を実現する」と言及。藤沢市と寒川町を「人材特区」とし、産官学の連携を促しながら「学校作りや教員資格、指導者育成も独自の視点から進める」と強調した。
市選挙管理委員会によると、9月1日現在の有権者数は36万6029人。前回衆院選の投票率は52・15%だった。
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