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藤沢 社会

公開日:2022.07.15

野菜寄贈に児童ら手紙
「野菜のおじさん」椎野さん

  • 子どもたちからのプレゼントを手にする椎野さん

 宮原にある学童クラブ「なかさと児童クラブ」に、同クラブの運営委員長を務める椎野幸一さん(82)が先月6日、ジャガイモとタマネギを寄付した。



 椎野さんが世話人となり2017年から毎年行っている児童たちのジャガイモ堀り体験が、今年は雷雨と猛暑の影響で中止に。椎野さん夫婦が自ら収穫しジャガイモ4ケース60kgと、タマネギ1ケースを児童クラブに届けた。



 児童らは後日「ポテトサラダにしたらおいしかった」「家族皆で食べたよ」とうれしそうに話し、お礼に手紙や手作りのクッキーをプレゼント。椎野さんは「毎年の芋堀りでの楽しそうな顔が忘れられず届けた。農地の多い御所見の環境だからこそできること」と話した。



 椎野さんは15年ほど前に同クラブの運営委員長に就任。以来、自身の畑で育てているキャベツ、ハクサイ、ネギなどの季節ごとの旬の野菜を月に2、3回程届けている。寄付された野菜は、同クラブのおやつとして振る舞われている。子どもたちからは「野菜のおじさん」とも呼ばれているという。

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