新型コロナ禍で外出や人との関わりに制約を受ける子どもたちに、活字に触れ知識を習得する機会を提供しようと、藤沢市は市内在住の中高生に5千円分の図書カードを配布することを決めた。10月27日から11月9日の「読書週間」に合わせ、11月初旬までに配布するとしている。
「市中高生等学び応援事業」と銘打ち、9月補正予算に約1億4800万円を計上。新型コロナウイルス対応に関する国の地方創生臨時交付金を活用するため、市の財政負担はない。
対象は2004年4月2日から10年4月1日に生まれ、22年9月1日時点で藤沢市に住民登録がある人。市は対象者を約2万5千人と見込む。
配布するのは「図書カードネットギフト」。二次元コードが印刷された用紙を店頭で提示すると5千円分の図書カードとして使うことができる。個別の申請は不要。全対象者に簡易書留で郵送する。
市は「子どもたちの日常を守り抜くことは重要。新しい生活様式においても学びをとめないまちづくりを行うため、事業を実施する」としている。
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