旧東海道藤沢宿の蔵や街並みにインスタレーションを用いて展示する「藤沢今昔・まちなかアートめぐり」が12日から始まった。13回目となる今回は、初参加を含めて国内の8人の作家が出品。実行委員代表の伊東直昭さんは「会場となっている歴史文化遺産と、現代アートとの共演を楽しんでもらえたら」と呼び掛けている。
芸術家らで構成する実行委員会が主催し、「歴史文化遺産の次世代への継承」を目的に2010年から開催。一昨年、昨年に続き、海外アーティストの参加は見送ったが、登録有形文化財の町家や蔵、庭園を会場として活用し、作家たちが会期前に現地制作を実施した。会場は、関次商店パンの蔵・風土(本町)、旧稲元屋呉服店(本町)、旧桔梗屋店蔵(藤沢)、有田家(大鋸)。
伊東さんは「感染症、国際紛争など世界の動きで日常生活が疲弊している人も、訪れて心を少しでも癒してもらえたら」と話した。
今後は11月26日(土)、27日(日)、12月3日(土)、4日(日)に公開。午前10時30分から午後4時。「関次商店パンの蔵・風土」のみ12月3日(土)まで午前9時から午後3時に公開。定休日の日曜、月曜、火曜は除く。問い合わせは伊東さん【携帯電話】090・1212・4415。
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