藤沢 スポーツ
公開日：2023.02.10
元気な掛け声 砂浜響く
拳勝館門下生160人が寒稽古
本町に総本部を置く空手道場の「拳勝館」（木村研治館長）による寒稽古が５日、片瀬東浜で催された。小中学生を中心に、県内各支部から約１６０人の門下生が参加。冷たい潮風をものともせず、元気に海に向けて拳を突き出した。
新型コロナの影響で３年ぶりとなったこの日、道着姿で集まった参加者らは砂浜のごみ拾いを実施。その後、砂浜でランニングした後、合同の基本稽古に取り組んだ。
子どもらは掛け声に合わせて気合いっぱいに突きや払いを繰り出し、年齢別の稽古へ。稽古後はドッジボールで世代間の交流も深めた。参加した茅ヶ崎支部の林愛彩さん（14）は「他支部の子たちと一緒に稽古ができて楽しかった。今年は空手で日本一を獲りたい」とほほ笑んだ。
木村館長は「大切なのは礼儀やあいさつ。子どもたちには寒さに打ち勝つ精神力を学んでほしい」と話していた。
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