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藤沢 社会

公開日:2023.03.31

VRで「危険な場所学んで」
体験動画完成し試写会

  • VRを体験する鈴木市長

  • VRの一場面。360度見渡し注意すべき点が表示される

 藤沢市は防犯意識の向上を目指す「藤沢市防犯体験学習VR(バーチャルリアリティー)」を作成し24日、完成試写会を藤沢市役所で開いた。

 犯罪が起こりやすい場所・状況に着目し防犯を考える「犯罪機会論」に基づき、防犯上で注意すべき視点などが体験学習できるVRを作成。市内の道路、公園、海岸など実際の風景をVR化し、5分間の動画4本が完成した。市によると全国自治体初の試みという。

 試写会では鈴木恒夫市長や阿部勇藤沢署長、板垣武志藤沢北署長ら警察関係者が体験。監修を務めた藤沢市安全・安心まちづくり推進員で立正大学教授の小宮信夫さんもオンライン参加し、「VRで危険な場所を体験し学ぶことで、対処行動ができる」と呼び掛けた。鈴木市長は「多くの方に体験してもらい、防犯意識を高めてもらいたい」と話した。

 今後は13市民センター・公民館で防犯ボランティア向けの講座などで活用予定。

 VRは4月3日(月)までイトーヨーカドー藤沢店1階で開催中の「ロボット体験ひろば」で体験可能。午前10時から午後6時。動画のダイジェスト版は市ユーチューブチャンネルで視聴できる。

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