江の島片瀬
グルメサイトが一新
年末までキャンペーン
12月11日
東京五輪江の島セーリング競技を契機に設立されたボランティア組織「チームFUJISAWA2020」を巡り、藤沢市は4月からサイト運営などを担う事務局を湘南工科大学(辻堂西海岸)に委託する。大学生らを巻き込み、ボランティアに携わる若者の参画を増やしたい考えだ。
市は東京五輪に参加した都市ボランティアらの経験や意欲をまちづくりに生かそうと2021年10月に同サイトを開設。観光、スポーツ、まちづくりなど多岐にわたる分野の活動情報を発信しており、3日現在までに個人2059人、86団体が登録している。
市はこれまでの行政主導から参加者目線の運営に切り替えることで活動の活性化を期待。元々大学との連携を想定していたといい、20年に地域と大学を結ぶ地域連携センターを立ち上げた同大への委託を決めた。市市民自治推進課は「ボランティア活動は人の固定化や高齢化が課題としてある。若い世代が参画することで活動が多世代に広がれば」と期待。同センター長の禹在勇教授は「本学の財産である学生を通じ、ボランティアの運用や企画、参加の呼び掛けをしていく。合わせて地域貢献できる人材を学生から育てていきたい」と話している。