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藤沢 教育

公開日:2023.04.28

学年またいで砂浜アート
湘南学園小 恒例の交歓会

  • 創作に熱中する児童ら。砂浜に18の作品が並んだ

 全学年の児童が協力して砂の造形に取り組む湘南学園小学校の伝統行事「交歓会」が25日、鵠沼海岸の砂浜で行われた。今年50回目の節目で、1年生から6年生まで約580人が参加。「季節を感じるもの」をテーマに、スイカやかき氷、モミジなど個性豊かな18作品が並んだ。

 同校では4月に入学式を終えた新1年生を歓迎するとともに、学年をまたいだ交流や結束を深める機会として1983年から毎年交歓会を実施。全校児童を縦割りにした「なかよし班」を編成し30人超で制作に臨む。

 この日は、鵠沼松が岡にある学校から全校生徒が徒歩で海岸まで移動。18班に別れ、砂をスコップで掘ったり、バケツで海水を運んだり、役割分担をしながら作品を仕上げた。

 15班は縦横2m、高さ80cmほどの「麦わら帽子」を制作。スケッチした帽子のリボン部分など、縁取りしながら細部にまでこだわった。

 5年生で副リーダーを務めた岡本葵さん(10)は「みんなで協力してできて楽しかった。一緒に作業して仲良くなれたと思う」と笑みを浮かべた。同班を担当した中許竜宏教諭は「大人が何も言わずとも上級生が下級生の面倒をみる。縦割りの風土が自然とできていくのも湘南学園の良さだと思う」と話した。

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