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藤沢 文化

公開日:2023.07.07

きょうまで「湘南台七夕まつり」
短冊に願いを込めて

  • 願い事を書いた短冊を飾る親子

 今年で16回目となる「湘南台七夕まつり」が湘南台駅地下アートスクエアで開催されている。それぞれの願いが書かれた色とりどり短冊が飾られ、構内の一角を彩っている。きょう7日まで。

 駅の利用客や地元の通行人、七夕まつりを目当てに来る人など、幅広い世代の人が会場に訪れる。横浜から見に来たという80代女性は、「開催を毎年楽しみにしている。短冊には家族の健康と、楽しく過ごせるように願った」と語った。

 短冊には恋の成就、学業やスポーツの目標から、ウクライナ情勢などに関連した世界平和への祈りなども飾られている。主催する湘南台七夕まつり実行委員会の小寺敏夫事務局長は「世相を反映していたり、世代の特徴が出ている願い事が多いのが興味深い。時代が変わるごとに願いも変化している」と語る。地域の保育園から園児たちが願いを書いた短冊も飾り付けられた。

 今回は例年より色紙を2千枚ほど増やし、約2万4千枚の短冊を飾ることができる。4日と5日には同会場で初めてポップコーンやコーヒーも販売されたほか、カラーボールを投げて得点を競い合う「ボッチャ」を楽しめるスペースも設けられていた。会場の中央にはベンチも設けられ、ベビーカーを押す主婦や学校帰りの学生たちが休んでいた。河合恒二実行委員長は「会場では短冊を楽しむだけでなく、お祭りの雰囲気を味わっていただけたら」と話した。

 短冊は午後5時まで飾られている。後日、市内神社でお焚き上げを行う予定という。

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