JR東海道線藤沢―大船間で5日夜、車両と電柱が接触した事故の対応を巡り、JR東日本の関係者が8日、藤沢市役所を訪れ、市が帰宅困難者を受け入れたことについて謝意を伝えた。
同社によると、事故の影響で藤沢駅でも多くの帰宅困難者が発生。バスや終電の運行が終了したため、同社の要請を受け市が市役所本庁舎の1、5、9階を臨時開放。約150人が避難し、一夜を明かした。体調不良などを訴えた人はいなかったという。
この日は同社執行役員で横浜支社長の宮田久嗣氏ら4人が来訪。宮田氏は「市民の皆様や多くのお客様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫びする」と謝罪。その上で「帰宅困難になったお客様に最大限の配慮をいただいたことに深く感謝申し上げる」と謝意を述べた。鈴木恒夫市長は「日頃からイベントなどを通じて関係性があり、円滑な意思疎通ができた。我々としても今回の受け入れを踏まえ、災害時などの教訓に生かしたい」と答えた。
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