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藤沢 社会

公開日:2023.08.24

除草剤検出で県が被害届
ビッグモーター街路樹枯死

 中古車販売大手のビッグモーターの店舗周辺で、街路樹が不自然に枯れていた問題で、県は21日、藤沢店(石川)と平塚四之宮店前の土壌から除草剤成分が検出されたとして、県警に被害届を提出したと発表した。

 県によると、県が実施した土壌調査で除草剤に含まれる成分「ブロマシル」や「グリホサート」が検出されていた。平塚市の別の店舗や横須賀市の店舗前でも街路樹の枯死が確認されたが、除草剤成分は検出されておらず、県は県警と対応を協議するとしている。

 藤沢店前では植栽されたケヤキ1本が枯れ、県が2020年5月に伐採していた。県は「県民の財産を毀損された物証も出てきた。大変憤りを感じている」と話しており、4店舗前にあった街路樹の損害賠償請求などを行っていく方針。

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