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藤沢 社会

公開日:2023.09.06

大規模被害に備え
4年ぶり総合防災訓練

  • 火災防御訓練での放水

 9月1日の「防災の日」にあわせ藤沢市消防防災訓練センター(石川)で2日、市総合防災訓練が行われた。新型コロナ禍の影響などで4年ぶりの開催。

 今年は関東大震災から100年の節目ということもあり、大規模災害の発生に備え、初動体制の確立や防災関係機関との連携強化を目的に行われた。会場には市消防本部や消防団をはじめ、50団体から630人以上が集まった。

 午前10時に相模トラフを震源としたマグニチュード(M)8・2の地震が発生し、市内各地で家屋の倒壊や道路の損壊など被害が発生した状況を想定。情報伝達や人命救助、ボランティアセンター開設、ライフライン復旧など27項目の訓練が行われたほか、キッチンカーなどによる食料供給訓練、防災資器材の展示、起震車による震度体験や応急手当コーナーなども設けられた。

 訓練を終え市危機管理課の阿部慎次課長は「震災への備えや関係機関との連携強化を図ることができた。今後も災害への対応強化と市民の防災意識向上への取り組みを進めていく」と話した。

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