藤沢 教育
公開日:2024.02.16
バスの乗り方学ぶ
大道小2年生が体験授業
日常的な移動手段として路線バスの利用を促進しようと8日、大道小学校の2年生97人を対象に藤沢市役所地下駐車場でバスの乗り方教室があった。過度に自動車に頼る状態から、公共交通や自転車などを適度に利用する状態へと変えていく取り組み「モビリティ・マネジメント(MM)」の授業の一環として市が実施。江ノ電バス湘南営業所が協力した。
児童らは実際のバス車両に乗り込み、整理券と降車ボタンの使い方、運賃表の見方、小児運賃の払い方などを教わった。車いすを固定するために一部の座席が折りたたみ式になっていることや席を譲り合うマナーも学習。「バスに乗ることで道路の混雑や二酸化炭素の排出を減らすことにつながる」という説明に耳を傾け、メモを取った。
質疑応答では「1日に何本のバスが走りますか」「運転士さんは何時に起きますか」などと次々に発言。「どんな気持ちで運転していますか」とたずねると、運転士が「お客さんを目的地まで安全に届けることを一番大事に考えて走っています」と答えた。
市都市計画課の担当者は「今後も小学校におけるMM授業を進めていきたい」と話す。
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