新江ノ島水族館で20日、館内や近隣地域で飼育されていた生き物の霊を慰めるため、「水の生きものとペットの霊追悼法要」が行われた。動物愛護週間に合わせたイベントで、今年で46回目となる。
龍口寺(片瀬)貫首の鈴木日沾猊下を迎え、同館の従業員と近隣の長谷幼稚園、比企谷幼稚園(ともに鎌倉市)の園児と関係者、藤沢市観光協会、近隣住民など120人が参列。アカウミガメ・タイマイの交雑種の「ダイ」、オタリアの「マミ」、園児たちが飼育していたカブトムシやメダカ、一般参列者のペットなどが供養された。
崎山直夫館長は「オタリアのマミには入社当時から多くのことを教えられた。これからも命を育み、つながる命の大切さを伝える水族館でありたい」と話した。
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