藤沢の白旗神社で6日、文京学院大学の留学生22人が日本文化の体験として藍染めや書道などに挑戦した。
市と同大学の連携プログラムの一環で、今年で3回目。この日はアメリカやトルコ、ウズベキスタンなど8カ国の留学生が参加した。
境内では、最初に神職が神社での参拝の作法を紹介。その後の藍染め体験では、市内で藍を育てている藤沢湘南ライオンズクラブが協力し、シャツや手拭、トートバッグなどの染め物体験が行われた。
最初は手袋をしていた留学生らも、慣れてくると素手で染料に漬け込むようになり、絞りを広げて模様を確認し、空気に触れて鮮やかな藍色に変化する様子に驚きの声があがった。
同クラブの丸岡尚子会長は「藍染めを通して日本文化の魅力を感じてもらえたら。藤沢は観光地でもあるので、来訪者が市内で気軽に藍染め体験ができる場所ができたら」と話した。