国際ロータリー第2780地区のインターアクト年次大会が、23日に開かれた。今年度ホスト校を務めたのは、鵠沼松が岡の湘南学園。集まった生徒約180人が、平和について理解を深めた。
インターアクトクラブ(IAC)とは、ロータリークラブが提唱する12歳から18歳の青少年を対象とした奉仕クラブ(部活動)。横浜・川崎を除く同地区には12校のクラブが置かれており、ポリオ撲滅を目指す募金活動や海岸清掃など、社会奉仕と国際理解を推進する活動を行っている。
生徒たちは学校の垣根を超えて9グループに分かれ、イギリスの思想家、故トニー・ブザンが提唱した表現方法「マインドマップ」作りに挑戦。今大会テーマ「みんなで世界を平和に」に合わせ、大きな紙の中央に「平和」と書き、そこから連想するキーワードを放射状につなげ、発想を膨らませていった。
その後の発表では「教育」「文化」「争い」「他人への尊重」「笑顔」「助け合い」など、あらゆるイメージが出てきた。生徒の一人は「平和はたくさんの内容を含んでいることが分かった」と言葉の意味を再確認した。
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