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藤沢 文化

公開日:2025.01.31

100年前の展覧会 絵はがきで
きょうから湘南くじら館

  • 目を引く大正時代の絵はがき

 「100年前の展覧会 絵はがきで辿る近代〜黎明の時」と銘打った展覧会がきょう31日から、「Art&Cafe 湘南くじら館」(片瀬目白山1の3)で開かれる。

 明治維新後の近代化と社会の激変により、大きく揺れ動いた美術界。日本絵画史上最大の絵師集団「狩野派」などは急速に勢力を失い、政府は西洋式絵画を導入し、欧州諸国に認められる芸術の体裁を整えようとした。国は1907(明治40)年、公募展「第一回文部省美術展覧会」(文展)を開催。その後、紆余曲折を経て、1919(大正8)年に「第一回帝国美術院展覧会」(帝展)に引き継がれる。

 同展では明治末期に売り出された当時の美術界一覧表と、大正時代に文展・帝展で販売された横山大観など300枚以上の絵はがきを展示する。

 会期は2月23日(日)まで。開館は金・土・日曜の正午から午後5時。

 問い合わせは同館の小山田さん【電話】0466・21・9262。

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