藤沢市山岳・スポーツクライミング協会所属の濱田琉誠選手(16)が、今年の国民スポーツ大会神奈川県代表選手に少年男子として選出された。
一昨年に世界ユースB選手権でリード優勝した他、昨年の国スポや世界ユースB選手権でもボルダー優勝を果たすなどの実績を持つ濱田選手。平日は放課後に約4時間、休日は10時間に及ぶという練習をこなす。得意とするのは、ロープを支点に最上部を目指すリード競技だ。持久力が試される同競技の練習では「限界まで腕を追い込む。休みを空けず登り続ける」という方法をとる。ロープを使わず短い距離で瞬発力が試されるボルダー競技は「本番で緊張しないこと。自分のリズムを崩さないことが重要」と向き合い方の違いを分析する。今年度の目標は「世界でリード・ボルダーともに2冠を達成したい」と意気込んだ。
濱田選手が同競技を始めたのは、10年前に秋葉台文化体育館での体験会に参加したことがきっかけ。「最初は遊びのつもりだったがのめりこんでいった」という。
明後日6月22日(日)に同館で開催される「2025みらぞうカップ」では講師を務める。前回も講師を経験した濱田選手は「高さに対する恐怖心がある子などを指導し、初心に帰ることができた」とし「競技の楽しさをより多くの人に広めていきたい」と話した。
大会は午前9時から。誰でも観覧可能。(問)秋葉台運動施設事務所【電話】0466・88・1111。
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