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藤沢 社会

公開日:2025.07.18

赤白フラッグで避難呼びかけ
組合初の津波対策訓練

 海水浴場利用者や関係者らを対象とした津波対策訓練が10日、片瀬西浜・鵠沼海水浴場などで実施された。江の島海水浴場協同組合(片瀬西浜・鵠沼海水浴場)の主催では初めて。訓練は午前9時に震度6の地震が観測され、その4分後に気象庁が相模湾に大津波警報を発表した想定で行われた。

 (株)湘南なぎさパーク(サーフビレッジ)や(株)新江ノ島水族館、NPO法人西浜サーフライフセービングクラブ、藤沢市サーフィン協会、鵠沼サーフショップ組合などの協力のもと、同海水浴場組合の場内スピーカーで避難を呼びかけるとともに、視覚的な合図として海の家事業者らが赤白の「津波フラッグ」を掲出した=写真。それに気づいた海浜利用者が護岸、またはサイクリングロードまで避難した時点で訓練は終了となった。

 訓練を踏まえ、同海水浴場組合の栗原義忠理事長は「営業時間にもかかわらず、協力団体の皆さんはできる範囲で取り組んでくれた。日頃からの連携が大切。有事の際に迅速に対応できる関係性を今後も築いていきたい」とコメントした。

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