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藤沢 スポーツ

公開日:2025.08.04

市陸上競技協会
中高生×実業団で強化練習
プレス工業が協力

  • プレス工業の選手に交じり走る高校生

 陸上競技の普及・強化を目的に藤沢市陸上競技協会は1日、市内の中高生を対象に綾瀬市民スポーツセンターで合同練習を行った。プレス工業(株)陸上競技部も協力した初めての試み。同様の合同練習は今月末にも予定されるなど、今後も両者の交流に力を入れていく方針だ。

 この日練習に参加したのは、市陸協の吉野健夫さんが推薦した市内在住の中学生4人と高校生5人。冬に市町村対抗で開催される「かながわ駅伝」に向け、市内の選手強化が狙いだ。

 吉野さんは今年度から、かながわ駅伝藤沢市代表監督に就任。上位入賞を目指し、選手の底上げを図るために、ニューイヤー駅伝の常連チームであるプレス工業陸上競技部の下里和義監督に相談。合同練習の実施にいたった。

 練習の参加者は、1000m(トラック2周半)を走り抜け、半周ジョギングを3セット繰り返した。生徒たちはプレス工業の選手たちについていったものの、後半になると徐々に差が開いてしまい、実業団の速さを実感した様子だった。先にゴールしたプレス工業の選手に「がんばれ」「最後まで」と励まされながら走り切った。

 下里監督は「成長過程の学生にはまだ厳しい面もあったが、体感することは今後の成長につながるはず」と優し気に見守る。大川歩夢キャプテンは「必死に食らいつこうと頑張る生徒たちに、自分たちも刺激を受けた」と話した。

 参加した大庭中学2年の磯野光希さんは「悔しい面があったけれど、今後に生かしたい」とコメント。湘南工科大附属高校の2年天神滋温さんは「フォームが全然違った。自分の課題が明白になって良い機会だった」と振り返った。

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