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藤沢 ピックアップ(PR)

公開日:2025.08.29

長後こども食堂
困窮家庭等に食料・物資を配布
フードパントリー形式で支援、10月まで

 子ども食堂やフードバンクなど子ども支援活動に取り組んでいるNPO法人ことりのおうちが今月から、子ども家庭庁の「ひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業」を活用した食料等の無料配布事業を開始した。物価高騰が続く中、生活に困窮している家庭やひとり親家庭を支援するため、食料品や日用品をフードパントリーの形式で提供する。

 この事業は、子ども家庭庁の事業の一環として、特に生活が厳しい家庭やひとり親家庭を対象としている。

 配布されるのは、トイレットペーパーといった日用品に加え、子どもが一人でも手軽に食べられるよう、レトルトご飯や缶詰、お菓子、ゼリー飲料など。来月以降は要望に応じてほかの生活用品や食品を順次追加していく予定だ。

 希望する人は、同法人が市内各地域で開催しているこども食堂で物資を受け取れる。子ども食堂は、毎週水曜と第一日曜はシェアカフェ長後食堂(下土棚471)で、毎週月曜日は大庭・善行・六会・御所見で、第一・三金曜は辻堂こども食堂(辻堂市民センター2階)で開催している。

子ども食堂は誰でも利用可

 以前から地域活性を目的に、市内各所で子ども食堂を運営している同法人。子どもは無料、大人は200円以上の募金で温かい食事が食べることができ、年齢や属性を問わず誰でも利用可能だ。

 同法人代表の高見広海さんは「今回の配布事業を機に、子ども食堂の存在をより多くの人に知ってもらえたら」と話す。今回の事業は「私達にできること」を目的としており「子ども食堂をどなたでも気軽に来られる場にして、いざ困った時に助け合える関係性を築いていきたい」と語った。

 問い合わせは高見さん【携帯電話】080・3428・8792。

長後こども食堂

TEL:080-3428-8792

https://kotorino-ouchi.com/

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