藤沢 社会
公開日:2025.09.05
三共石油(株)
市にLPガス発電機寄贈
三共石油ガス株式会社(西富・依田雄一代表取締役)が1日、「低圧LPガス発電機」を市に寄贈した。
敷地内に設置されているプロパンガスを燃料に電気を作り出すLPガス発電機。配管が短いので災害後の点検が容易で復旧が早いLPガスを用いた発電機は、災害後の停電時での活用が期待されている。同発電機は東日本大震災の被災者の声から生まれたものとしても知られている。
今回贈られたのは同発電機「EU15iGP」(専用ガス供給ボックス設置工事費含む)3セット。50キロボンベ1本と接続して最大74時間稼働することができ、防災備蓄の目安である3日間の電力を賄える(オイル補充の必要がある場合あり)。設置予定地は消防防災訓練センター、湘南台保育園、学校教育相談センター善行分室の3ヵ所。
1日には市庁舎で感謝状贈呈式が行われた。出席した依田代表は「LPガス発電機はまだまだ広がっていないのが現状」とし「自分の生まれ育った藤沢市の防災力向上の一助になればと思い寄贈した」と話した。寄贈を受け鈴木恒夫市長は「市民の皆さんが不安を持たれている災害時のライフラインに、LPガスは有効な燃料ではないか」と感謝の意を表した。
先月30日には市防災訓練でも同社がブースを設け、市民の関心が寄せられた。依田代表は「より多くの人に活用していただければ」と話した。
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