藤沢 文化
公開日:2025.09.05
ピンク色のクビキリギス
小学生が2匹捕獲
「昆虫ハンター」芋野和航君
本紙4月25日号で珍しいピンク色のクビキリギスを捕まえた4歳の男の子を取り上げたが、先月10歳の小学生が2匹も捕まえた。長年生物調査を続けてきたNPO法人神奈川県自然保護協会の岸一弘理事は「劣性遺伝子が偶然発現したことでピンク色になったと考えられる。2匹も見つけるのは中々珍しい」と話した。
見つけたのは本町小学校4年の芋野和航(わたる)君(10)。母の絵莉香さんが「ハンターの血が騒ぎ出しました」と書いたメールを編集室に送ってくれた。和航君は3歳の頃にはテントウムシを採集し飼育していたほどの昆虫好き。いたるところから採集してきては庭に放したりかごに入れて飼育したりしている。野を駆け木々をかき分け水場にも進出する姿から、友達や保護者から「ハンター」と呼ばれているそうだ。
そんな和航君が今回見つけた2匹のクビキリギスは、体長約2・5cmと約2cmのまだ小さい幼虫。先月22日の夕方、庭でピンク色のクビキリギスを1匹見つけた。写真を撮り一度放すが、調べると「珍しいものだったんだ」とわかり2日後に再度探し出し捕獲。しかし、写真と見比べ1匹目とは違う個体ではと思い、続けて探すことに。すると数十分で1匹目の個体も捕まえることができた。現在2匹は、家の中でネット型ゲージに入れられ飼育されている。和航君は「大事に育てていきたい」と目を輝かせた。
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