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藤沢 社会

公開日:2025.09.19

藤沢で最も多いのは?
きょうは「苗字の日」

 きょう9月19日は「苗字の日」。1870年のこの日、平民も苗字を名乗って良いとする「平民苗字許可令」が布告されたことに由来する。藤沢市内の苗字事情について調べてみた。

 市市民窓口センターによると、市内で最も多い苗字(読み)は、スズキさん。市長も含まれる。その数は約8100人。次いでサトウさん、タカハシさんと続き、ワタナベさん、サイトウさん、タナカさん、コバヤシさん、イトウさん、カトウさん、ナカムラさんの上位10氏で全体の約11・5%を占めるという。

 全国的に多い苗字が市内でも上位にランクインする一方、地域に深く根付いた苗字も存在する。辻堂地区が顕著だ。古くから続く特定の「17氏族」(石井、櫻井、吉田、山田、植木、森、落合、川延、高橋、相澤、門倉、廣野、曾我、田中、齊間)が地域の中心を担ってきた歴史がある。辻堂市民センターの資料を見ると、同令布告当時は辻堂村160戸のうち、7割以上にあたる130戸をこれらの家々が占めていたそうだ。

フリガナ登録

 それぞれの家で受け継がれてきた苗字や氏名だが、今年5月の法改正により、戸籍の氏名にフリガナが追加されることになった。

 これに伴い同センターでは、7月から8月にかけて本籍地から仮のフリガナを通知した。誤りの場合には来年5月25日(月)までに届け出が必要となるため、市では現在、本庁舎1階に専用窓口を開設している。

 同センターは「終了間際は混雑が予想されるので、届け出はお早めに」と呼びかけている。

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