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藤沢 社会

公開日:2025.10.17

「学校給食は安全重視」
市長陳情、教育長が回答

 市内在住の児童生徒でつくる団体「湘南平和子ども連盟」が、8月26日に鈴木恒夫市長へ提出した「学校給食において、イスラエル産の食材の使用の中止を求める陳情」について回答があった。

 9月29日に封書で送られた。「学校給食に関する法律や市の規則に基づき教育長の権限」とし、岩本将宏教育長が回答。「学校給食における物資の選定は、安全性を最も重視しながら、国産を優先することや価格なども考慮して行っております。国産、外国産を問わず特定の産地の指定や除外をすることは、安全性の観点から必要がある場合に限り行っております。今後につきましても、この方針に基づき実施してまいりますが、政府に動きがあった場合に適切に対応できるよう、その動きには注意してまいります。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」と記されていた。

 同団体メンバーの益永遥花さん(小学4年)は「安全性で選ぶことは大事だけれど、パレスチナの大勢の人たちの苦しみを無視するように回答を見ると思えてくるから、それはおかしいのではないか、と思った。国産にしたら安全性が落ちるわけではないから、国産を選んでほしい。自分がパレスチナの人たちだったらと考えてくれたのかな、と回答を見て疑問に思った」と話した。

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