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公開日:2025.11.07

藤沢商議所
新会頭に相澤氏
「継続」と「進化」で地域活性化へ

  • 役員証書を手にする相澤会頭(右)と増田名誉会頭=上写真、(左から)小河副会頭、堀副会頭、村岡副会頭、高木副会頭、三ツ橋専務理事=下写真

 藤沢商工会議所は4日の臨時議員総会で任期満了に伴う役員の改選を行い、新会頭に相澤光春氏(77・相澤土地(株)代表取締役)を選任した。3期9年の任期を務めた前会頭の増田隆之氏(78・(株)角若松取締役会長)は名誉会頭に、副会頭に高木透氏(62・(株)神奈川タカギフーズ取締役)、事務方のトップである専務理事に三ツ橋利和氏(61)が新たに就任し、新体制をスタートさせた。第27期の任期は2028年10月31日までの3年間。

 相澤氏は1948年、本鵠沼生まれ。鵠沼小、鵠沼中を卒業後、日大藤沢高、日大法学部を卒業。父・正春氏の死去に伴い、84年に3代目代表取締役社長に就き、現在南藤沢に本社を構える同社は、今年で創業100年。また国際ロータリー第2780地区2013―14年度ガバナーに就任するなど、社会奉仕活動にも尽力してきた。議員歴は28年。

 総会であいさつに立った相澤氏は「身の引き締まる思い」とした上で、「まちの活性化に必要なのは『継続』と『進化』。地域産業の振興、支援など7つの重点事業を柱に進めていく。特に中心市街地の土地基盤整備は、地域経済の発展を考える上で重要な取り組み。その中で『緑』を大切な視点として捉え、まちに自然の潤いを感じられる空間を作り、人々が安心し、交流でき、憩える場所にすることが、藤沢の大きな魅力にもなる。地域経済の活性化に向けて関係団体と力を合わせ、全力で務めていきたい」と抱負を語った。

 名誉会頭に就任した増田氏は「これからのまちづくりに、やり残していることがある。行政と連携し、商議所と協力し、儲かるまちの実現に向けて取り組んでいけたら」と思いを述べた。

 副会頭には、新任の高木氏の他、小河静雄氏(60・(有)工匠代表取締役)、堀一久氏(59・(株)新江ノ島水族館代表取締役社長)、村岡哲也氏(62・いすゞ自動車(株)藤沢工場総務担当部長)が再任。また常議員30人、監事2人も選任された。

 議員数は90人。そのうち新議員は14人、女性議員は10人選任された。

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