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藤沢 社会

公開日:2025.11.14

藤沢市技能職団体連絡協議会
創立50周年祝う
ふじキュン♡石像を市に寄贈

  • 式典で挨拶する青木会長

  • 藤沢市民センターに設置されたふじキュン♡石像

 藤沢市技能職団体連絡協議会(通称・藤技連/青木敦会長)が創立50周年を迎え、先月31日に藤沢市民センターで記念式典が行われた。

 藤技連は1975年に創立。現在は市内の衣食住生活関連27職種の職人約千人が加盟する。褒章受章者や大臣表彰受賞者も輩出し、学校への出前授業などを通じ技能職の振興に携わってきた。

 式典では、創立40周年時以降顕著な功績があった役員の新倉壽さん(染物職)、松井清勝さん(調理師)、稲垣一重さん(美容師)らへの表彰、藤技連と同会加盟組合の藤沢石材協同組合などが製作した「ふじキュン♡」石造の市への寄贈、市と同会による訪問詐欺防止に向けた連携協定の調印、新しく開設するホームページ披露、加盟する鳶職による「祝木遣り」披露、湘南工科大学附属高校吹奏楽部による演奏などが披露された。

 50周年を受けて青木会長は「これからも身近な職人として、伝統的な技にぬくもりを添え、皆さまの日常生活をサポートしていく」とし、職人文化の浸透により注力していく姿勢を示した。

 ふじキュン♡の石像は今月10日から同市民センター2階に設置されている。体の部分には高級石材「小呂青石」、目には「オニキス」が用いられた。また、台座の下には同会所属の畳組合湘南による畳が敷かれ、周りを囲うアクリル板は県広告美術協会湘南支部藤沢地区による製作、お披露目の際の布は湘南地区洋裁組合藤沢が作るなど、藤技連の職人の技が集結したモニュメントとなった。青木会長は「市民センターのシンボルとして、職人の技術が残っていってほしい」と思いを述べた。

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