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藤沢 社会

公開日:2025.11.21

戦後80年平和式典
200人以上が参加

  • 広島・長崎両市長が参加したパネルディスカッション

 戦後80年を迎え、平和の尊さを未来に伝える「戦後80年平和式典」が15日に藤沢市民会館小ホールで行われ、202人が来場した。藤沢市の主催で、市制施行85周年記念事業の一つ。

 式典では、松井一實広島市長と鈴木史朗長崎市長が、鈴木恒夫市長と市主催の平和学習広島・長崎派遣プログラムに参加した学生らと登壇。パネルディスカッションを行い、被爆地の被害や戦後の歩み、藤沢市の平和への取り組みを紹介した他、広島・長崎両市長が学生の質問に答える場面があった。

 その後は市内に居を構えていた絵本作家の故・かこさとしさんの遺作で、戦争をテーマにした絵本『くらげのパポちゃん』の児童らによる朗読が行われた。また、幼少期にイラン・イラク戦争により孤児院で過ごした経験を持つ俳優のサヘル・ローズさんによる講演や、平和学習に参加した児童による平和へのメッセージが朗読された。式典に家族で参加した市内在住の40代女性は「戦後80年について家族で話すいいきっかけになった。自分事として平和について考えていきたい」と話した。

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