藤沢 教育
公開日:2025.11.28
「お仕事」学ぶ副教材が刷新
5社追加、市教委から感謝状
子どもが地域の仕事を学ぶことを目的としたデジタル副教材「地域のお仕事ガイドブックDX藤沢市版」が刷新された。事務局を務める湘南ベルマーレと静雲堂と、新たに掲載された荏原製作所、オイレス工業、アズビル、新江ノ島水族館、福祉クラブ生活協同組合の関係者は18日、市役所を訪れ、市教育員会から感謝状が贈られた。
写真や動画、文章などで業種の異なる企業の詳細な仕事内容を説明する同教材は、2023年に初めて作られた。事務局の2社が企業を募り、現在約80社を掲載。タブレット端末やパソコンなどを使い、市内の小中学校の授業で副教材として活用されてきた他、掲載企業の従業員らが出前授業を行うなどしてきた。
このほどバージョンアップされた同教材の寄贈を受けた岩本將宏教育長は「キャリア教育の多くは企業のパンフレットを見たり、一社の職場体験にとどまったりしがち。身近な多くの企業について学べるガイドブックはデジタルで見やすく、いまの子どもにマッチしている」と感想を述べた上で、「仕事に興味を持ち、地元に就職する子どもが増えてくれたら」と期待した。
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