鎌倉 社会
公開日:2026.01.30
鎌倉市内
イチゴの収穫始まる
「例年よりも遅れ」
鎌倉市内でもイチゴのシーズンが始まった。市内で40年にわたり栽培を続けている「鎌倉観光いちご園」(笛田)では、1月中旬に今年初めて収穫を行い、徐々に大粒で真っ赤な実を付け始めている。同園ではオリジナルブランドの紅静(べにしずか)と紅ほっぺの2品種を栽培しているが、今年は例年に比べて1カ月ほど生育が遅れているという。代表の郷原啓介さん(39)によると、主な原因は夏の猛暑とここ最近の急な冷え込み。「ハウス栽培のため、昨夏が暑すぎて苗が十分に育たなかった上に、秋らしい気候が極端に短かった。過去には2万株以上育った年もあったが、今年は7〜8千株ほど」とのこと。そのため、直売は1月末頃から、イチゴ狩りは2月中旬からと、それぞれ例年よりも遅い予定だ。
イチゴの魅力を地域に
同園は、昔ながらの水耕栽培の他、土耕栽培、養液栽培の3つの方法でイチゴを育てている。栽培の仕方によって異なるイチゴの味を楽しんでもらうことが目的の一つで、「イチゴの魅力である甘みと酸味のバランスをそれぞれ楽しんでもらえたら」と郷原さん。
これまで、農業体験の場を小学生に提供したり、地元企業と連携し地域の魅力を発信するなど、社会貢献にも取り組んできた同園。今年もイベントなどを企画したいとしている。
市内で昨年オープンした「鎌倉いちごファーム」(佐助)も1月下旬からイチゴ狩りを開始。昨年よりも遅いものの、出来は良好という。収穫量によって農園前での販売も行われる。
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