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藤沢 社会

公開日:2026.01.09

「ふじまる」が菌体りん酸肥料に
自治体の登録は全国2例目

  • 燃焼灰「循環肥料ふじまる」(藤沢市提供)

 藤沢市は先月23日、汚水を浄化する際に発生する灰(燃焼灰)を原料とする「循環肥料ふじまる」を菌体りん酸肥料として県に肥料登録したことを発表した。自治体による燃焼灰の登録は県内では初の試み。全国では埼玉県による「荒川クマムシくん1号」の登録に続き2例目となる。

 循環肥料ふじまるは、肥料の三要素の一つで植物の開花や結実を促すりん酸が豊富で、中でも植物に吸収されやすく、市内の土壌での利用にも適している「く溶性りん酸」を多く含有する特徴を持つ。水道浄化センターで発生する燃焼灰に水分を加えることで生産でき、現在の設備のままで対応できる。

 菌体りん酸肥料は、下水汚泥から作られた肥料の利用促進のために2023年10月に新設された公定規格。登録されると肥料成分が保証され、他の肥料と混ぜて生産・販売できるなどの利点があるという。

 市ではかねてから燃焼灰を肥料として活用する取り組みを進めていた。肥料登録にあたっては、名称が必要になるため、昨夏に名称を一般公募。「下水道生まれの肥料に親しみやすい」と現在の名称を決定した。

 市は昨年10月、日本大学生物資源科学部と共同研究を開始。肥料としての有効性や市内の土壌への適正などを調査・研究しており、今後も実用化に向けた取り組みを進めていくとしている。

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