藤沢 社会
公開日:2026.10.02
3年間を「誰かのために」 小学生が髪を寄附
辻堂在住の古山照悟さん(8・八松小2年)が今年7月、脱毛症やがん治療による脱毛など、さまざまな理由で頭皮に悩みを抱えている人に、医療用のウィッグを作って提供するためのヘアドネーションを行った。
元々、自身の長い髪の毛に愛着があった照悟さん。母・奈央子さんの提案を受け、「人のために自分ができることならやってみたい」と決断して、幼稚園の年中の終わり頃から小学2年までの約3年間髪を伸ばし続け、33センチの長さに達した。
照悟さんは「女の子と間違えられたり、からかわれたりして、嫌なこともあった」と当時の心境を吐露しつつも、「人のためにと最初に決めた時の気持ちを思い出して、最後まで続けられた」と達成感に満ちた表情で振り返る。奈央子さんは「自ら『当たり前のこと』と言い、意志を貫いてやり切った心の強さに感動した」と照悟さんを労った。
カットを担当した美容師は「低学年でヘアドネーションをする人は少ない。長い髪を毎日ケアするだけでも大変な中、よく頑張った」と褒めたたえた。
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