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藤沢 経済

公開日:2026.10.02

継承と政策提言で築く未来 宅建協会湘南支部 永松新支部長に聞く

  • 取材に応じる永松秀行氏。FJグループ(株)代表取締役。62歳

    取材に応じる永松秀行氏。FJグループ(株)代表取締役。62歳

 藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町を管轄する(公社)神奈川県宅地建物取引業協会湘南支部の新支部長に今年6月、永松秀行氏が就任した。地域に根差した不動産業界のリーダーとして、どのような舵取りを目指すのか。現在の取り組みや湘南エリアの不動産市場価値、今後の展望などについて話を聞いた。

 ――新支部長としての意気込みと重点的に取り組みたいことは。

 「私は本部理事を6期12年務めるなど、長年協会の組織運営に携わってきました。新体制では、若手へのスムーズな継承を見据えた役員体制を組んでいます。4人の副支部長を中心に支部を動かし、組織の若返りと活性化を図っていきます。特に注力したいのが政策提言の強化。まちが抱える課題を絞り込んで具体的な改善案を取りまとめ、地元議員へ働きかけて政策を実現させていく取り組みを進めています。計画道路の見直しなど居住者の利便性向上につながる事例や、住まい手が直面する法的な困りごとを行政へ直接届けられるパイプ役としての機能を強めていきたいです」

 ――プロの目から見た湘南の強みと見通しは。

 「田舎であり、都会でもあるという住環境とイメージの良さが売り。コロナ禍には都内からの転入者が増えるなど、移住先として人気を集めました。都心の不動産価格が高騰する中、湘南は良好な選択肢であり続けています。実際に支部会員数は現在約570社あり、県内18支部の中でも上位の規模を誇っています。支部管轄内でニーズを完結でき、市場としての熱量は今後も高く推移すると見ています」

 ――資質向上や相談体制強化への取り組みは。

 「研修や実務指導を厳正に行っており、業界の資質向上に万全を期しています。また専門の相談員も設けているほか、市民向けの不動産相談会やセミナーを定期的に開催。不動産のことで困ったことがあれば、いつでも気軽に相談してもらえる体制が整っています」

 ――最後に地域住民へメッセージを。

 「ポテンシャルの高い湘南で活動できることを誇りに思っています。地域の皆さまの暮らしに寄り添い、真に役立つ存在となれるよう、今後も支部一丸となって社会に貢献していきます」

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