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公開日:2026.10.09

小田急藤沢駅 改札内にエスカレーター 供用開始で混雑緩和へ期待

  • エスカレーター新設イメージ(小田急電鉄(株)提供)

    エスカレーター新設イメージ(小田急電鉄(株)提供)

 乗降客数1日約16万人の大動脈、小田急江ノ島線藤沢駅の改札内に3日、新たにエスカレーターが設けられた。藤沢市と小田急電鉄(株)(東京都新宿区)による駅再整備事業の一環。乗り換え利用が多い同駅の改札内にはこれまで階段しか縦動線がなかったが、今後はホームでの乗降客の停滞や階段付近での混雑が和らぐなど、駅の利便性向上に期待が寄せられる。

 両者は2023年6月、藤沢駅南北自由通路の拡幅と小田急藤沢駅の橋上化に向けた駅改良工事に関する協定を締結。第1期整備工事に着手した。今年1月には橋上駅舎2階の新たな改札口の供用を開始し、JR東海道線などとの乗り換えに伴う歩行者の混雑緩和を目指した。

縦動線の追加

 小田急藤沢駅は電車が折り返して発着する終着駅。相模大野から藤沢に到着後、進行方向を逆にして片瀬江ノ島駅に向かう「スイッチバック式」という線路形状で、乗降客がホーム先端の改札口側に集中しやすく、通勤通学時などは混雑が続いていた。

 改札内にエスカレーターが新設された同日、駅構内では案内掲示に従って、真新しいエスカレーターへ向かう利用客の姿が見られた。階段への集中や狭い動線により、人の流れが滞りがちだったが、エスカレーターの稼働で上下移動の円滑化が図られた。

エレベーターも

 ホームと改札階を結ぶバリアフリー動線の構築も進められている。現段階では同社は車いす利用者やベビーカー利用者に対し、従来通り改札外の南北自由通路のエレベーターを利用するよう呼びかけているが、27年3月までに改札内のエレベーターも設置される。

自由通路の拡幅

 同駅の再整備事業全体では、第1期の最終完成は28年3月末を目指し、今後も南側の工事が継続される。その後、第2期整備に移り、JR側にあたる北側の工事に着手。これで南北自由通路が、現在の8mから16mへ拡幅される予定。

 段階的に進化を遂げる同駅。「湘南の玄関口」として安全で快適な拠点へと生まれ変わる。

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