鎌倉版 掲載号:2018年11月30日号 エリアトップへ

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健康管理に必要な生活習慣コラム【6】 長引く胃痛、胃もたれの対策は? 取材協力/柳川クリニック 柳川健院長

掲載号:2018年11月30日号

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柳川 健 院長
柳川 健 院長

 Q・ここ数カ月胃の調子が悪く、シクシク痛んだり、食後胃がもたれる感じがあります。近くの病院で胃の内視鏡検査や腹部CT検査も受けましたが、特に異常は見つかりませんでした。胃薬を処方され服用しましたが、あまり改善しません。何か悪い病気ではないかと心配です。

 A・胃の症状があり内視鏡検査を受けても、その症状を説明できる病変が見つからないことは珍しくありません。その場合、胃以外の臓器、例えば胆のう、すい臓などの病気を考えて検査をする必要があります。腹部CTでも異常がなかったという事ですから、お腹の臓器のがんなど悪い病気は考えにくいでしょう。

 最近話題になっているのが、消化管(胃や腸)の機能障害です。検査をしても特に異常がないため、動きや知覚に異常が生じていると考えられています。特に胃の辺りの痛みやもたれを起こすものを「機能性ディスペプシア」と呼んでいます。ディスペプシアとは聞きなれない言葉ですが、胃の痛みやもたれ症状などを指す言葉です。

 この機能性ディスペプシアの原因は色々と考えられています。【1】胃や十二指腸の運動や知覚に問題がある【2】胃酸やピロリ菌が原因の場合【3】不安やうつ気分など心因性のもの【4】飲酒や喫煙など生活習慣に伴うもの などが挙げられていますが、原因が特定出来ない事も少なくありません。

 ピロリ菌がいる場合にはまず除菌療法をします。ピロリ菌がいない場合には胃酸抑制剤や消化管の機能改善薬を使用します。そうした薬を使っても効果がない場合には、抗うつ薬や抗不安薬の使用を考えます。良くお話を聴くと、症状が出始めた頃に精神的ストレスや葛藤の存在が明らかになることも珍しくありません。胃の症状に精神的な薬を使う事に対して抵抗感があるかもしれませんが、専門医と充分に話し合って治療して下さい。

医療法人社団健生会 柳川クリニック

〒248-0035鎌倉市西鎌倉1-18-3

TEL:0467-33-0857

http://www.kens-clinic.jp/kamakura/

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