鎌倉版 掲載号:2020年10月2日号 エリアトップへ

競技かるた「永世クイーン」で鎌倉山かるた会を主宰する 渡邊 令恵(ふみえ)さん 笛田在住 56歳

掲載号:2020年10月2日号

  • LINE
  • hatena

奥深いかるたの魅力伝えたい

 ○…「畳の上の格闘技」といわれる競技かるた。女性最高位のクイーンを通算14回獲得し「永世クイーン」の称号を持つ。現在は鎌倉を拠点に普及活動に取り組んでおり、初心者教室などを企画中だ。「まず札を100枚覚えないといけないし、簡単には始められない。でもその分、一瞬の判断力や記憶力、駆け引きが求められて奥が深い。その魅力を多くの人に知ってもらいたい」

 ○…東京都で生まれ、横浜市で育った。父のすすめで10歳の時にかるたを始めると、すぐに才能が開花した。数々の大会で優勝を飾り、小学校の卒業アルバムに書いた将来の夢は「クイーンになること」。ただ、その夢はすぐには手にできなかった。学生チャンピオンにもなった大学時代は「最もクイーンに近い」と言われながら、あと一歩での負けが続いた。転機は就職。練習量は減ったが「気負いがなくなった」。社会人1年目の23歳で初のクイーンを勝ち取ると、連続11期を含み14回の日本一に輝いた。

 ○…人気漫画の影響もあり、若き才能が次々と台頭するかるた界。かつてのライバルが一線を退いたり指導者に転じるなか、いまもクイーン戦に挑み続けており、10月18日に行われる東日本予選に出場予定だ。「負けるのは悔しいけれど、自分はまだまだ出来る、という気持ちがある。何よりかるたが好き、試合が好きだから」とほほ笑む。

 ○…2015年にプロ棋士の正和さんと結婚。翌年、鎌倉に住まいを移した。18年に鎌倉山かるた会を立ち上げ、小中学生の指導に当たっている。「子どもたちが純粋に楽しんでいる姿を見ることがうれしい。様々な伝統文化が息づく鎌倉で、かるたをもっと普及させたい。いつか『市民大会』のようなイベントを開催出来たら」

鎌倉版の人物風土記最新6

菅原 朝美さん

「アルファベットカード」の製作、放課後かまくらっ子への配布を目指す

菅原 朝美さん

藤沢市在住 42歳

4月9日号

河本 蓮大朗さん

古着で織った作品を建長寺などで展示する染織作家

河本 蓮大朗さん

二階堂在住 29歳

4月2日号

高畠(たかはたけ) 薫さん

動画投稿サイトの「寺歌」シリーズが話題の歌手

高畠(たかはたけ) 薫さん

山ノ内在住 41歳

3月26日号

染川 真弓さん

「音楽で世界を旅する」をテーマに、コンサートを開催するピアニスト

染川 真弓さん

常盤在住 51歳

3月12日号

板生 郁衣さん

西洋哲学の入門書『14歳からの哲学サロン』(銀の鈴社)を出版した

板生 郁衣さん

浄明寺在住 74歳

2月19日号

堀米 剛さん

「鎌倉みんなのスタジアム」事業を中心となって進める

堀米 剛さん

笹目町在住 41歳

2月5日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月9日0:00更新

  • 4月2日0:00更新

  • 3月12日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年4月9日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク