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小町通りから「無償」で宅配 公益法人が支援事業スタート

掲載号:2020年10月9日号

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 新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむ鎌倉市内の飲食店。特に影響の大きい小町通りなど鎌倉駅周辺の飲食店を支援しようという「鎌倉宅配支援所」がこのほど、オープンした。これまで東日本大震災の被災地で復興支援を行ってきた公益法人が行う事業で、登録店のメニューを無償で宅配。新たな顧客を開拓するとともに、これまで希薄だった飲食店と地元住民との「つながり作り」も目指している。

鎌倉宅配支援所(鎌宅)が運営

 鎌倉宅配支援所(鎌宅)は、主に小町通り周辺の飲食店の商品を、半径約500m以内の「ご近所」に宅配するというもの。

 利用希望者は鎌宅のホームページから登録店やメニューを確認し、店舗に電話で注文すると、支援所のスタッフが自宅まで届けてくれるという仕組みだ。

 事業を始めたのは一般社団法人東日本大震災雇用・教育・健康支援機構(田中潤理事長)。同法人は東日本大震災をきっかけに発足し、岩手県大槌町で2カ所の支援施設を運営するほか、小町通り沿いの店舗・災害復興支援広場(リバスク)で、復興支援の情報発信を行っている。

 今回の宅配支援事業について田中理事長は「コロナ禍はまさに災害。地元・鎌倉のために何か出来ることを、と考えた」ときっかけを話す。

来年3月末まで

 注目したのが宅配事業だ。自粛期間中に多くの飲食店が始めたが、既存のサービスは料金が商品の代金に上乗せされ、「事業者、消費者ともに負担が大きい仕組みになっていると感じていた」という。

 そこで期間を「コロナ禍が収束する」と見る、来年3月31日までに限定。期間中の宅配料金は同法人が負担することとした(事業者は保険料、衛生費等の実質負担は必要)。

 田中理事長は「コロナの状況いかんに関わらず、宅配事業は飲食店にとって新たな売り上げの柱になる可能性がある。また、これまでは観光客が中心だった小町通りの飲食店にとって、地元の人との接点が生まれるチャンスになる。この事業をきっかけに、新たな『つながり』を作ってもらえたら」と話す。

 加盟店などは「鎌倉宅配支援所」ホームページまたは左のQRコードで確認を。詳細は左記へ。

■鎌倉宅配支援所 鎌倉市雪ノ下1の5の33【電話】0467・24・5915

鎌倉宅配支援事業

鎌倉市雪ノ下1-5-33

TEL:0467-24-5915

https://www.kamataku.jp/

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