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健康管理に必要な生活習慣コラム【14】 取材協力/柳川クリニック 柳川健院長 血液検査の結果で肝機能障害を指摘されたら
Q・今まで毎年の検診で異常を指摘されたことがありませんでしたが、今回「肝機能障害」を指摘されました。血液検査でGOT(AST)GPT(ALT)が少し高くなっています。どうしたら良いですか?
A・血液検査の中で肝臓の働きや病気を示す項目の主なものは、GOT(AST)、GPT(ALT)、γGTP、ALPです。
この中でもGOTとGPTの異常値は検診でしばしば指摘されるものですが、血液採取の方法などで実際には肝機能とは関係なく異常値が出てくることも少なくありませんから、まずは再検査をお勧めします。再検査でも異常値が出た場合には、上記4項目の検査データのどの数値が異常であるかをみることによって、さらに検査をしていきます。
今回の方は、GOTとGPTが少しだけ高値になっているようですので、再検査でも同様の結果であれば、体重増加の有無や服薬内容、アルコール摂取の有無等の問診をした上で肝臓が炎症を起こすような病気を調べる血液検査や腹部超音波検査等の検査をしていきます。あまり心配しないで消化器内科を受診して下さい。
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