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公開日:2025.10.31
大船中央病院で『世界糖尿病デー』イベント
痛みなく訪れる危機「糖尿病」
11月13日(木) 午前10時から
今や成人の4人に1人が関係し、予備群を含めると国内で約2千万人が発症しているといわれる「糖尿病」。痛みなどの自覚症状がないため、健康診断で数値に異常があっても、そのままにしていないだろうか。
「血糖値が高いことで、血管や神経が傷ついている状態が続くことは非常に危険」と大船中央病院の瀬上瑛子医師は警鐘を鳴らす。
血管は全身にあるため、さまざまな臓器に障害が起こる合併症のリスクが高い。重症になれば、失明や腎不全、しびれなどの原因となる神経障害などが起こり、これらは自覚症状がないまま進行することが多い。
糖尿病は遺伝的素因が背景にあるが、過食やストレス、運動不足、加齢などさまざまな誘因が重なり合って発症する。近年は高齢者だけでなく、30〜40代の患者が増加傾向で、誰にでも発症リスクがあるのが特徴だ。
一方で、早期に治療を行えば合併症を生じることなく糖尿病ではない人と変わらない健康寿命を全うすることが可能だ。
測定や相談を気軽に
同院では、糖尿病予防につなげようと11月14日の世界糖尿病デー(World Diabetes Day)にあわせ、各種測定や相談ができる啓発イベントを毎年実施している。今年は11月13日(木)の午前10時から正午まで開催される。
当日は血圧や血糖値の測定をはじめ、医師や看護師、薬剤師に相談ができる。さらに、管理栄養士によるお食事チェックや、理学療法士による簡単な運動指導など、日常生活ですぐにできる糖尿病対策も紹介。「糖尿病と診断されていない方も、自分の体を知る機会として気軽に参加してほしい」と瀬上医師。
オーダーメイドの医療
苦しむ人が多いだけに、糖尿病治療も進歩している。最近は治療薬の開発により、個人のライフステージや経済的事情、価値観などに合わせて治療法の選択をすることが可能になった。「いわば『オーダーメイド治療』ができるようになり、気軽に受診し、気長に通院できる医療体制を整えています」と瀬上医師は語る。
糖尿病の治療で鍵を握るのは早期発見。瀬上医師は、「できる治療から早めに着手し、コツコツと継続することが大切」と話し、定期的な検診を推奨する。
大船中央病院
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神奈川県鎌倉市大船6-2-24
TEL:0467-45-2111
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