茅ヶ崎市消防本部 末角、近藤組が全国へ 溺者搬送競技で関東5位
茅ヶ崎市消防本部の末角(すえかど)優輝さんと近藤篤さん(ともに25歳)が、先ごろ開催された第42回消防救助技術関東地区指導会の「溺者搬送」で5位入賞。8月22日(木)に広島県で開催される全国消防救助技術大会へ出場を決めた。
スタート地点から20m先の要救助者(溺者)を確保し、救助するまでの安全確実性と所要時間を2人一組で競う競技「溺者搬送」。
末角、近藤組は、日頃は海岸出張所(中海岸)に勤務し、今年4月から大会に向けてペアを組むことが決まり、西浜中学校や市内スポーツクラブのプールで通常メニューと並行して競技の訓練を重ねてきた。
6月に行われた県指導会では4位に入賞し、関東指導会に駒を進めた。「僕たちは同期で、日頃からコミュニケーションをよく取り合い、競技中にも意思の疎通がスムーズにできたことが全国出場の決め手となりました」と両者が話す通り、関東指導会でも持ち前のコンビネーションを発揮。結果は5位に滑り込み、全国の切符を掴んだ。
全国大会を前に、末角さんは「茅ヶ崎市の水難救助の代表として出場するので実力を出し切ってきます。そして今大会の結果を日頃の訓練や活動にも活かしたい」と話し、近藤さんも「今まで以上の結果を求めてもなかなか出せないので、日頃の訓練の成果を全国でも出し切りたい」と決意を込めた。
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