茅ヶ崎市は2月16日、2015年度当初予算案を発表した。4月に市長選・市議選を控えているが本格予算を編成。一般会計は712億8000万円(前年度比約5・6%増)、総額で1379億1538万2000円(同約3・7%増)とし、2月20日(金)から始まる市議会定例会で審議される。
一般会計の歳入は、市税350億4142万円(プラス3464万円)を計上。内訳は、法人市民税(マイナス4139万円)や市たばこ税(同2200万円)などが減額するも、個人市民税(プラス1億1173万円)が増額したため、全体では3464万円の増額。これは前年比0・1%増の横ばいとなる。
また、市税以外の歳入については、株式等譲渡所得割交付金(プラス1億7000万円)や地方消費税交付金(同9億円)となっている。市債は臨時財政対策債を前年度に比べ7億円減の26億円を計上し、事業債は14億7600万円増の45億6360万円を計上。市債全体としては、7億7600万円増の71億6360万円を計上。
歳出については、本庁舎再整備事業や、萩園地区産業系市街地整備事業などにより、前年度と比べて38億1000万円増額している。内訳としては、新規開所の保育所などの職員採用増による職員給与費(プラス9億8387万円)や本庁舎建て替えに伴う分庁舎の再整備事業などの物件費(同13億7428万円)など。維持補修費(マイナス3億4835万円)、補助費等(同1億6610万円)などは減額。特別会計への繰り出し金は、前年度とほぼ同額となっている。
※以上カッコ内は前年度比
主な新規事業と重点事業
新年度の重点事業としては認定保育施設補助事業、在宅医療推進事業、自主防災組織育成事業、道の駅整備推進事業、萩園地区産業系市街地整備事業、ホノルル市・群との姉妹都市提携交流事業、寒川町との広域連携推進事務などが挙げられている。
主な新規事業・予算は以下の通り。▽(仮称)香川駅前子育て支援センター事業(3304万円)▽茅ヶ崎市ハマミーナまなびプラザの開設(8589万円)▽ロボットスーツ着用トレーニング費助成事業(225万円▽ちがさきエコネット事業の推進(115万円)▽焼却処理施設の延命化事業(4億7395万円)▽道の駅整備推進事業(1000万円)▽ホノルル市・群との姉妹都市提携交流事業(1380万円)
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