西日本を襲った「平成30年7月豪雨」の被害を教訓に、茅ヶ崎市は市民に対して居住地域のハザードマップの確認を促すなど、水害に対する備えを呼びかけている。
県の洪水浸水想定区域図改定を受けて、市では昨年12月に「茅ヶ崎市洪水(相模川)・土砂災害ハザードマップ」を改定。また、市内全体を俯瞰する「小出川・千ノ川・駒寄川および内水版」の見直しを進めている。
マップには、浸水被害が大きいとされる区域を被害想定ごとに色分けして表示。大雨や台風などで災害が予測される場合に、全40カ所の避難所のうち早期に開設される8カ所の「早期避難所」の情報や、避難時の注意事項などが掲載されている。
マップに付属している解説版では災害時に市から発令される避難情報を紹介。『避難勧告』の前段階『避難準備・高齢者等避難開始』は、「高齢者や移動に時間を要する人への避難開始の合図となっていること」など防災に関して役立つ情報がまとめられている。
市防災対策課は「豪雨による河川の氾濫などでは、人的被害が出るまでにタイムラグがあり、早期の対応で被害が避けられる場合がある。居住地域の情報を確認して有事に備えて」と話した。
ハザードマップは同課で配布しているほか、市HPで閲覧可能。問い合わせは同課【電話】0467・82・1111へ。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|