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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2019.02.22

祖母から受け継いだ土鈴
たかばやで28日まで展示

  • 五十嵐さん(右)と小澤さん

 雄三通りにある創作呉服「たかばや」のショーウィンドウで、白浜町在住の五十嵐真喜子さん(51)が、約100点の民芸品・土鈴を展示している。2月28日(木)まで。

 土鈴とは粘土を焼いて作られた鈴。魔除けや縁起物として産地によってさまざまな形がある。五十嵐さんが亡き祖母から受け継いだ500点を超える民芸品を、テーマごとに飾ろうと2017年から展示を実施。2度目を迎える今回は土鈴をテーマに設定し、藤沢の「江ノ電土鈴」や京都の「柿すず」など全国各地の特色溢れた土鈴が並ぶ。

 たかばやの小澤美和子さん(71)は、「お客さんが”自分の故郷のものはあるかな”と興味を持って声をかけてくれる」と笑顔で話し、五十嵐さんは「倉庫で眠らせて置くのはもったいない。多くの人に見てもらいたい」と話した。問い合わせはたかばや【電話】0467・82・2970へ。

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