茅ヶ崎市文化資料館 おうちでミュージアム 連載Vo.2
日本で電報のサービスが始まったのは、今から150年前の明治2年(1870)、電話のサービスは130年前の明治23年(1890)でした。
茅ヶ崎で電話・電報のニーズが高まったのは明治30年代後期で、結核療養所である南湖院の施設拡張や別荘の数が増え始めた時期と重なります。そして、明治40年(1907)に電話が、明治42年(1909)に電報が、茶屋町(現在の南湖1丁目付近)にあった茅ヶ崎郵便局で取り扱われることとなりました。
当時の電話番号は一桁で茅ヶ崎最初の電話番号は郵便局が一番、南湖院が二番、茅ヶ崎館が三番でした。一般家庭へ普及し始めたのは昭和25年(1950)で市内全世帯の約5%で、加入数が世帯数とほぼ同数となったのは昭和50年(1975)のことです。
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