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茅ヶ崎・寒川 トップニュース社会

公開日:2020.09.11

今夏の海、トラブル「0」
死亡・海難事故もなし

  • 海岸に設置された看板(上)と巡回するライフセーバー(下)

  • 駅前で自粛を呼びかけた

 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、今年は海水浴場が開設されなかったサザンビーチちがさき。これにより周辺の無法地帯化が懸念されたが、7月18日から8月31日までの期間で、水難事故、トラブル等は報告されなかった。

 茅ヶ崎市と茅ケ崎警察署によると、今夏、海岸での死亡者数はゼロ。消防が出動する海難事故はなかった。市が管理する近隣駐車場においても、トラブル等は確認されなかった。また、神奈川県内でもシーズン中、海難事故による死亡者はいなかった。

ライフセーバー警備員が常駐

 市は本来、海水浴場がオープンするはずだった7月4日から、海岸利用を控えるよう呼びかけるキャンペーンを展開。それらの取り組みが功を奏したと考えられる。

 サザンビーチに看板を設置し、遊泳やバーベキューでの利用自粛を訴求したほか、安全対策として7月18日から警備員とライフセーバーの常駐を開始していた。また、キャンペーンの一環として、市職員や海水浴場事業協同組合らが、茅ケ崎駅前やサザンビーチで道行く人に海の利用を控えるよう呼びかけていた。

 市農業水産課の山中良一課長(58)は「市民の皆様の協力があって事故・トラブルの発生を抑えられた。引き続き、シーズン外でも3密を避けて海岸を利用してほしい」と話した。

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