柳島小5年生の三浦尚輝君が11月7日・8日、藤沢で開かれた「第14回秋季神奈川県小学生テニス大会」で初優勝を飾った。
三浦君は男子A部門に第1シード選手として出場。上位16人で優勝を争った。1日目は初戦、第2試合ともに危なげなく勝利。2日目、小学3年生との準決勝で一番の山場を迎えた。5対2でリードするも、相手選手が粘り、同点まで追いつかれる。球速を落としてコーナーを突き、なんとか勝利をもぎ取った。
今年5月、別の大会の決勝戦で逆転負けを喫していた三浦君。「その時を思い出して、ミスをしないよう丁寧にプレイした」。続く決勝戦でも落ち着いたプレイを見せ、優勝を果たした。「この規模の大会で優勝するのは初めて。実力が出し切れてほっとした」
来年向け始動
錦織圭選手の活躍を見て、6歳からテニスを始めた三浦君。当時から指導にあたるラディアンス・テニスアカデミーの松浦寛行監督は「ショットや判断力など光るものがあった」と話す。コロナ禍で練習しづらい状況が続いた今シーズン。クラブで一番下の学年だが、厳しい練習に食らいついていった。松浦監督は「この優勝を皮切りに、さらに活躍していってほしい」と期待を込める。
14日の関東大会では、優勝候補と対戦し、健闘するも2回戦敗退。次の目標は全国につながる来年の県大会となった。三浦君は「ミスなく積極的に打ち込んでいきたい」と意気込んだ。
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