球春が2年ぶりに帰ってきた。茅ヶ崎公園野球場で3月27日、「第64回茅ヶ崎市少年野球大会」の開会式が行われた。
昨年は新型コロナの影響で、例年春に実施されていた同大会は延期となり、夏以降の開催となった。今年はコロナ対策をしながらと制限はあるものの、5月5日(水・祝)までの会期で熱戦が繰り広げられる。社会人リーグも4月から市内各地で試合がスタートした。
コロナ下でのルールはこうだ。試合前までに健康チェックシートの提出、会場での消毒・手洗い徹底、プレー中を除きベンチでのマスク着用、ハイタッチ禁止、感染者が発生した場合は大会を即中止など。少年野球大会の開会式では、参加する選手たちを1チーム20人以下とし、入場行進や来賓のあいさつを省いて簡素化した。
4月から茅ヶ崎野球協会の会長に就任した広瀬忠夫さん(74)は、「コロナによって規制はあるものの、開会式で子どもたちの笑顔を見ることができてよかった。協会として、野球ができる環境をしっかりと整えていきたい」。
「多くの人々に野球の楽しさを」
コロナ禍で茅ヶ崎市の財政が厳しい中、野球協会への補助金もなくなった。今年度は協会登録料や大会参加費などを調整しながら、運営していく方針だ。
今回の少年野球大会の参加チームは23と、20年ほど前に比べると半減。野球協会としては競技者の減少、さらにはコロナによる課題に向き合いつつ、「野球の楽しさを多くの人々が感じられるように、工夫を凝らしながら進んでいきたい」(広瀬会長)
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