戻る

茅ヶ崎・寒川 スポーツ

公開日:2021.04.09

コロナ下で球春到来
野球協会、工夫凝らし始動

  • 27日に開幕した少年野球大会

  • 対策を語る広瀬会長

 球春が2年ぶりに帰ってきた。茅ヶ崎公園野球場で3月27日、「第64回茅ヶ崎市少年野球大会」の開会式が行われた。



 昨年は新型コロナの影響で、例年春に実施されていた同大会は延期となり、夏以降の開催となった。今年はコロナ対策をしながらと制限はあるものの、5月5日(水・祝)までの会期で熱戦が繰り広げられる。社会人リーグも4月から市内各地で試合がスタートした。



 コロナ下でのルールはこうだ。試合前までに健康チェックシートの提出、会場での消毒・手洗い徹底、プレー中を除きベンチでのマスク着用、ハイタッチ禁止、感染者が発生した場合は大会を即中止など。少年野球大会の開会式では、参加する選手たちを1チーム20人以下とし、入場行進や来賓のあいさつを省いて簡素化した。



 4月から茅ヶ崎野球協会の会長に就任した広瀬忠夫さん(74)は、「コロナによって規制はあるものの、開会式で子どもたちの笑顔を見ることができてよかった。協会として、野球ができる環境をしっかりと整えていきたい」。



「多くの人々に野球の楽しさを」



 コロナ禍で茅ヶ崎市の財政が厳しい中、野球協会への補助金もなくなった。今年度は協会登録料や大会参加費などを調整しながら、運営していく方針だ。



 今回の少年野球大会の参加チームは23と、20年ほど前に比べると半減。野球協会としては競技者の減少、さらにはコロナによる課題に向き合いつつ、「野球の楽しさを多くの人々が感じられるように、工夫を凝らしながら進んでいきたい」(広瀬会長)

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS