インドで10月11日から始まるサッカー・U-17女子ワールドカップの日本代表に、茅ケ崎西浜高校2年生のGK岩崎有波(うるは)さん(16)が選出された。「周囲の応援を力に、優勝して帰りたい」と活躍を誓う。
岩崎さんは女子サッカープロリーグ・WEリーグのノジマステラ神奈川相模原の下部チーム・ドゥーエに所属し、現在、ユースリーグに出場している。
平日は学校の授業が終わるとチームの本拠地であるノジマフットボールパーク(相模原市)に直行。練習に明け暮れ、横浜市の自宅に帰る頃には午後10時を回ることも多いという。
サッカーを始めたのは小学校4年生のとき。3年生まではバスケットボールを続けていたが、2人の兄がサッカーに取り組む姿に憧れた。
当初はFWやMFだったが、5年生時に横浜市の代表選手を選抜するセレクションで素質を見出されたことから、ゴールキーパーとしてプレーするように。「チームの柱としての役割を担い、得意とするキックを生かせる」とその魅力にどんどん引き込まれていった。
「大きな声で指示したり、キーパーの存在感は大きい。自分も代表ではそこを求められていると思い、意識してプレーしてきた」と口にする。
プロ選手では、湘南ベルマーレの谷晃生選手やセリエA・ユヴェントスのヴォイチェフ・シュチェスニー選手が好きという。両選手の動画を見るなどして、プレーの向上を図っている。
U17代表チームはドバイでの事前合宿を終え、いよいよ本番を迎える。目指すは優勝。「チームに貢献できるプレーに徹したい。学校の先生、友達など、これまで助けてくれた人たちへの感謝を胸に、試合に臨む」
与えられた背番号は「1」。チームの要として、世界をあっと言わせるつもりだ。
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